あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
仕込み例や活動報告ばかりなので
今回はワイヤレス給電にする意味や利点についてお話しします。
利点は大きく挙げて3点。
①電池交換不要
②省スペース
③ゴミ削減
まず『 ① 電池交換不要 』
前提として模型に光源を仕込むなら電力供給が必要です。
しかし電力切れも液漏れもあり電池入れっぱなしとはいきませんね。
ウチの製品は入れっぱなしで問題ありませんし
封をしても給電装置からの電力供給がある限り
電池のような電力切れがないのは大きなメリットであると考えます。
次に『 ② 省スペース 』
外部から電源を引くにも電池にするにも
ミニチュア内部に仕込むものは1mmでも小さく
外見も綺麗にしたいところ。
その点で弊社製品は基板厚1mm未満、部品含めて1.5mm程。
直径も10~16mmとコンパクトです。
光源の位置や電力供給距離についても
ここ暫く投稿しているリード線付きLEDで解決できます。
最後に『 ③ ゴミ削減 』
これは二次的になりますが、聞いた話で教育関連。
理科系学校授業で使われる電池が廃電池になる際、
単純計算でも教材電池数×生徒数×学校数と考えると毎年かなりの量が発生します。
環境問題や教材と考えると規模が大きいですが
家庭から出る燃えないゴミも減らせるのは意外と大事。
ついでに昨今伸びているワイヤレス技術の早期教育として
いかがでしょうか学校教育に関わる皆様(宣伝)。
勿論制約もあります。
- 受電アンテナが送電アンテナに並行でないとパワーを受け取れない
- 送電アンテナサイズ以上の距離は送電出来ない
- 金属が近いと送電出来ない
電波を出しての供給なので電波が飛び過ぎるのも
パワーが出過ぎるのも電波法的に良くないですし
どこでも光るような夢のエネルギーは現状存在しません。
あまり大電力になると工業向けになってしまいますから
一般家庭電源、もしくはモバイルバッテリーで利用できる
なるべくシンプルお手元お手軽コンパクトサイズにまとめています。
あ、工業向け大電力開発も実績もあるので案件連絡お待ちしてます(宣伝)。
最後は固い話になってしまいましたが、
ある程度の制約を受け入れれば
これほど面白いものは他にないです。
自分も他の人がやっていない色んなこと実現できるじゃんスゲー!
で製品扱ってますし。
ただ本当に他にない製品なので
比較対象や判断基準がないのも難点。
出来るだけその溝を埋められるよう
こんなこと出来ますよな連載にしたいと思います。
これ出来る?的な質問もお待ちしています。
【 ワイヤレス給電ショップ マスデンストア 】
・SHOP https://masdenstore.stores.jp