ワンダーフェスティバル2019冬にて展示
【4CH出力付受電コイル&4CH送信リモコン】(仮称)
先の作成サンプルで使った4CH受電コイルの改良版です。
外部からのアクションで電気操作のできるガジェットをあまり見かけないので
受電コイルと組み合わせる形で作成。
受電は給電装置から、リモコンは単四電池二本で稼動。
ZRコネクタで接続しLEDアクションを4種仕込むことが可能。
今回ワンフェス展示に合わせ使用例を作製しました。
誰が何と言おうと鵺。
アイデアも造型も突貫工事なので、お見苦しい点はご容赦ください。
使用素材はグレイスカルピー。
LEDは四ヶ所。
・眼…白 3Φ砲弾型
・口…白 3Φ砲弾型
・たてがみ…キャンドルLED 5Φ砲弾型
・蛇…UV-LED(ブラックライト) 5Φ砲弾型
201902現在販売中の200mmコード付きのLEDを上記に変更。
まず顔を造型。
ヒートガンで炙りながら盛り付け&切削。
目と口にLED穴を開けたら顔に合うサイズの身体をイメージしながら骨組み。
延長LEDを指定箇所に固定しスカルピーで肉付け。
コードを傷つけないようヒートガンで炙り
固着させながらバランスを取っていきます。
漫画っぽい造型が好きなので毛並はリアルさより燃える様な感じで…
と盛っていたら背中と下半身分のスカルピーが枯渇。
展示側から貧弱な盛り付けが見え辛いように作成。
砲弾型LEDは光の指向性は強いが拡散性が弱いので
色付き樹脂粘土を使用。
口腔内に赤、眼に紫、たてがみに黄色の樹脂粘土を被せ光を拡散。
色付きの発光具合は動画や写真をご覧いただいた通りです。
本題の基板ですが、試作品より赤外線の受光部を5cm延長。
これにより命令を受ける部分をフレキシブルに配置出来ます。
作例は使用が分かるようアクリル土台に配しましたが
デザインされた土台若しくは本体に組み込むことが可能。
例えば鵺の口腔内とか隠しつつ受電位置を維持しながら仕込むことができます。
イベント中ほぼ一日点灯させましたが稼動は全く問題ありませんでした。
昨今ZBrushでの設計→3Dプリンタ出力も一般的になりましたが
基板、コード、LEDそれぞれのスペースを作った上で設計すれば
そこを通すことで容易に4CH電飾を仕込むことが可能です。
勿論通常受電コイルも可能。
【4CH出力付受電コイル&4CH送信リモコン】(仮称)は
ブラッシュアップののち販売予定です。